2022年4月30日土曜日

ボカロP活動報告(2022年01月~2022年03月)

2022年1月から3月までの第4四半期の活動報告です。


ただし、売上レポートをそのまま開示するのは契約上禁止事項のため、独自に集計したものになります。

また、国外での売上ないしYouTube Musicでの再生は四半期遅れとなるため、2021年10月まで遡って集計しています。

サブスクリプション=いわゆる再生数
楽曲・アルバム=購入数
映像=YouTube Musicでの再生数

売上金の内訳は書けないのでもどかしいですが、3ヶ月の売上で1ヶ月分の家賃ぐらいを売り上げることができました。本当にありがとうございます!


再生数推移

グラフにしてみました。

サブスクリプションでの再生数は全楽曲合わせて、およそ3万弱の再生数で推移しています。それを補填するようにYouTube Music(映像)の再生数が確保できていると言えます。


配信ストア占有率

先述したように、売上の多くはサブスクリプションですが、やはり圧倒的に占有率が高いのは、このグラフを見てもわかるようにSpotifyです。

2ヶ月ほど前から人口の多い東南アジア地域のストアでも配信されるようになったので、次回のレポートでどのぐらいの変化があるか期待です。


楽曲別集計

2nd EPの中でも「the future is.」だけが突出していますが…初音ミク+ロックサウンドの需要があるということでしょうか。


2022年4月には3rdフルアルバム「BLACK OUT feat. Hatsune Miku」がリリースされた時期になりますので、次回の売上レポートを待ちたいと思います。

2022年4月23日土曜日

3rdフルアルバム「BLACK OUT feat. Hatsune Miku」リリース

2020年4月25日に1stアルバムをリリースしてから約2年。3枚目となるフルアルバム「BLACK OUT feat. Hatsune Miku」がリリースされました!

  1. 秒速弌万年ノ未来
  2. 夢と現を
  3. 幻滅ストラテジー
  4. 砂時計は沈まない
  5. ハツネあるいはミク
  6. 告白
  7. 追憶のフォトグラフ
  8. 回想
  9. CODE 01
  10. 命萌ゆ
  11. Voc.ラのユメ
  12. かけがえぬ君へ


珍しく曲名が英語じゃなくて日本語が多いです。

今回も多様なジャンルの曲を収録していますが、いつもとは違うダークネスな雰囲気の仕上がりとなっています。

さらに、ニコニコ動画では前半約60秒ほどのフェードアウトメドレーの動画を配信中です!また、各音楽配信サービスにて、サブスク再生・買い切りでもお聴き頂けますので、ぜひお買い求めください!


サブスク再生型


買い切り型


など、下記サイトにて配信しております!

2022年3月18日金曜日

初音ミクNTに「フンフンフーン♪」とハミングしてもらう調声

初音ミクNTでハミングしてもらう調声方法を解説します。


最初に設定すること


歌声ライブラリ(シンガー)を Whisper にする



Breathiness を一律30%(前後)に上げる


ハミングはいわゆる鼻歌なので、鼻がかかったような声質になるように設定しておきます。主旋律の途中でハミングを入れることを想定しているので、Whisper のトラックを新たに作っておくとよいでしょう。


ハミングのための調声方法

基本的には「ん」を発音させます。自分でハミングしてみるとわかりますが、「んふ~ふ~ん」と「”ん”に近い”ふ”」が本来は混じりますが、シンプルに「ん」だけで構いません。


ブレスの Note Gain を10%まで下げる


Whisper は Original よりも声量が低いのですが、それでもブレス(br1~3)は100%のままだとかなり鼻息が荒くなるので、かすかにブレスがわかるぐらいまで下げておくと自然につながります。


Dynamics で抑揚を調整する

ポイントは3点あって、黄色の丸で囲んだところになりますが、

  1. 不自然に大きな「ん」の声量を抑える
  2. 出かかりは低い声量にする
  3. 終わり際は0まで落としてから上げる

1.ノート単体の声量調整に Note Gain を使う手もありますが、そのノート前後の発音が不自然になることがあるので、 Dynamics で声量を抑えるのがおすすめです。

2.一旦、鳴らしてみて、そのままにしておくか、30%程度落とすかを調整します。ほとんどは落としてからの方が自然に聴こえます。

3.ハミングは発声と同じく息を鼻から出し続けるので、長いノートのときは一旦0まで落としてから戻してやると、「息が切れた後の声が戻る瞬間」を再現できます。


長いノートにはビブラートを(気持ち)かける


Vibrato.1- がよい感じでした。長さはデフォルトの60%で構いません。


DAW側でゲインを上げる

先に述べたように Whisper は声量がかなり小さいので、DAW側でマキシマイザーなどのエフェクトを差しておくと、主旋律とのバランスが取れるでしょう。


調声例

では、ハミング調声したものを聴いてみましょう。私の楽曲から「Distance」のサビ部分を題材にしてみました。

いかがでしょうか。

「ん」のノートの長さに応じて、発音記号が自動的に当てられますが(主に n と N\ )、「ん」を並べるだけでも、ハミングをしている風味な発音になってくれています。

このことから、発音記号で調声するというよりも、声質の初期設定と Dynamics での抑揚の付け方(ないし声量の抑え方)が重要と言えます。