2022年2月20日日曜日

手軽にハーモニーやケロケロを実現するVSTプラグイン Auburn Sounds Graillon 2

Auburn Sounds が提供している Graillon は、単純なハーモニーやケロケロボイスを簡単に入れられるVSTプラグインです。いわゆるピッチ調整エフェクトです。

無償版と有償版がありますが、無償版で十分な効果を得られます。


では基本的な使い方を解説します。課題曲はおなじみの「森のくまさん」です。


基本的な使い方

Graillon は VST プラグインエフェクトなので、ボーカルトラックのインサートに入れます。今回は、3度上と3度下のハーモニーをかけたいので、

このように PITCH SHIFT のツマミを3度上(右まわり・水色)と3度下(左まわり・赤色)に合わせます。


これだけです!!


では実際に聴いてみましょう。

単純なハーモニーで1フレーズ程度の短さなら、これで十分な感じもします。


ケロケロボイスの作り方

ピッチ調整エフェクトなので、ケロケロボイスもつくれます。

このように CORRECTION の Enable のツマミを Full にするだけです。この値と、PITCH SHIFTの量によって、ケロケロ具合も変わってきます。この設定で聴いてみましょう。

また、 OUT PUT の Dry Mix のツマミを上げることで、元々の音声(ピッチ)を残すかどうかも調節できます。

-∞だとケロケロボイスのみ、0dbに近づくにつれてオリジナルのピッチがミックスされてきます。こちらも聴いてみましょう。


まとめ

歌声音声ソフト側でハーモニートラックをつくるのは、一つの手段であって全てではありません。その逆も然りです。

意図した音階で合わせたいときは、ハーモニーのトラックを作ったほうがよいですし、アタックでボーカルを強調させたいときは、このようなピッチ調整エフェクトをかけるのが簡単で手っ取り早いです。

その都度その都度で上手く使い分けていきましょう。

2022年1月31日月曜日

ボカロP活動報告(2021年10月~2021年12月)

2nd EPをリリースした時期の2021年10月から12月までの第3四半期の活動報告です。


ただし、売上レポートをそのまま開示するのは契約上禁止事項のため、独自に集計したものになります。

また、国外での売上ないしYouTube Musicでの再生は四半期遅れとなるため、2021年7月まで遡って集計しています。

サブスクリプション=いわゆる再生数
楽曲・アルバム=購入数
映像=YouTube Musicでの再生数


月別

売上は前期に比べ約2倍でした。国内のみならず海外での再生数も多くみられました。聴いてくださった皆様ありがとうございます。

ただし、内訳を見るとサブスク再生数は落ちており、YouTube Music(※前述)での再生数で底上げされていることもあって、全般的に見るとやや減少傾向にあります。

12月の再生数が最高数3万に次ぐ数字なので、来期に期待したいところです。


ストア・月別

ストア別に加えて月別で集計してみました。占有率はとくに変化なしで、Spotifyが圧倒的で、YouTube Music・Amazon Music Unlimited、次いでApple Musicといえます。

TikTokを始め、router.fm で配信登録できるストリーミングサービスが増えたため、母数が増えることに期待です。


曲別

なんとこの短期間で2nd EP「1+1+1+1+1 」が1枚売れています。1stアルバム「Distance」は2021年4月のリリースで、これまでに12枚売れていますが、2ndアルバム「For」は依然として1枚も売れていません…。

「1+1+1+1+1」はEPでお求めやすい値段かと思いますので、ぜひご購入をお願いいたします!!


告知

4月頃を目処に、3rdアルバムをリリース予定です。それに先立ち、とある曲を2月頭ぐらいに先行配信(ニコ動)する予定ですので、ぜひ聴いてみてください!

2022年1月30日日曜日

4チャネルステレオミキサーを導入してみた

DTMとは直接の関連性はない話ですが、サウンド出力環境を整えようというお話です。


Moukey Compact Studio Audio Stereo Mixer




これは4入力1出力ができるミキサーで、簡単に言ってしまえばPCやPlayStationなどの異なる端末のオーディオ出力を1つにまとめて、同じスピーカーやヘッドフォンで聴けるようにできるというものです。

1入力4出力や、4チャネル以上のものは見かけるのですが、比較的廉価で少チャネルのミキサーは見かけません。国内では同メーカーの6チャネル版が発売されていますが、4チャネル版は在庫がないようです。

そこで海外で調べてみると、Donnerという通販ショップで見つけました

が、ここで問題が。


国際転送サービスを利用してみよう!

このショップはイギリスにあるのですが、イギリス国外への発送はしていません。

そこで利用するのが国際転送サービスです。何かといいますと、一旦、現地の仮住所(倉庫)に発送し、そこから日本へ転送してくれるというサービスです。

私は Buyandship をいつも利用しています。ここは荷物の重さに応じて送料が決まるというもので、配送料見積ツールでも確認できます。およそ1.36kgまでは2,200円。それを超えると加算されていく仕組みです。

1/13に注文して日本で受け取ったのが1/30なので、およそ2~3週間かかります。

画像のように、流通は海外倉庫→香港倉庫を経由→日本に発送、という流れになります。運送会社は、今回の場合は佐川急便が使われていて、国内と同じように追跡番号で状況を把握できるので、安心ですね。


届いたので試してみた


遠路はるばるイギリスから到着しました。


外箱。

まず、入出力ジャックは一般的に使われている3.5mm(ミニジャック)ではなく6.35mmなので、変換アダプタや変換ケーブルを挟みます。

左3つがオーディオ入力(1つ余り)、右がオーディオ出力です。

電源はUSB給電で、付属品にはUSBケーブルに接続するイギリス標準コンセント(ACコンセント)がありますが、日本で売られているUSBコンセントで問題ありません。


音質と挙動について

まったく問題ありませんでした。懸念していたステレオ入力→ステレオ出力もできています。各入出力にはゲインボリュームがあり、さすがにMAXの10まで上げるとノイズが入ってきますが、5~6ぐらいであれば特に気になりません。

このような接続で何ができるかというと、前述したようにPlayStationのオーディオを聴きながらPCのオーディオも同時に聴けるのです。

例えばPlayStationでゲームをしながら、PCのボイスチャットやアラートを、同じヘッドフォンで聴けるということです。


国内での4チャネル版の販売はあるのか?

少し前にamazonで3月頃到着予定で載っていましたが、現在は再入荷の目処なしに変わっていました。

6チャネル~8チャネル版は在庫があるようなので、私のように複数の端末のオーディオ出力を一つにまとめて聴けるようにしたいということであれば、チャネルは余るかもしれませんが6チャネル版を買ってみるのも手です。海外から取り寄せるより安いですし。

※追記 2022/8/1現在、amazon で4チャネル版を購入できるようです。