2021年9月11日土曜日

Miroslav Philharmonik 2でよくあるvpa読み込みエラー解決策

こちらの記事で紹介したMiroslav Philharmonik 2 CEですが、PC環境が変わったり何かの拍子にエラーで起動できなくなることがあります。

既出でぐぐれば解決策は出てますが、備忘録として残しておきます。


エラーメッセージの種類と症状

VSTプラグインとスタンドアロンいずれも、「DLL error Can't load ¥Miroslav Philharmonik 2¥Philharmonik 2.vpa」とダイアログが表示されて起動しません。


解決策の手順

  1. バージョンを確認します。最新版は2.0.6で、ほぼこのバージョンで発生します。
  2. Windows版の手順で説明しますが、アプリ>アプリと機能もしくはコントロールパネル>プログラムと機能から、Miroslav Philharmonik 2を一旦アンインストールします。
  3. MicrosoftからVisual C++のRedistributableパッケージをダウンロードします。最新版はVisual Studio 2015, 2017 and 2019で、64bit版Windowsはvc_redist.x64.exeです。インストール済みの場合は不要です。
  4. IK MultimediaのマイページにあるPast Releasesから、2.0.5のインストーラーをダウンロードします。
  5. 2.0.5をインストールします。
  6. 続いて、IK Product ManagerのアプリからInstalledになっているので、re-installをして2.0.6を再インストールします。

以上です。


インストゥルメントがc:\Users\Public\IK Multimedia\SampleTank 3になっていれば、適正なフォルダを指定します。

2021年9月8日水曜日

Bloggerで好みの背景画像を固定する方法

当サイトで利用しているBloggerは、とても優れたブログサービスです。

Googleアカウントを持っていれば、

  • 無料で広告なしのブログを開設できる
  • 自動でモバイルフレンドリーの表示になってくれる
  • ブログ名.blogspot.comというURLなのである程度ブランディング性を出せる
  • そこそこレイアウトを選べる
  • テンプレートがわりかし豊富である
  • テンプレートのHTML/CSSを(ある程度)カスタマイズできる

と、他のブログサービスにはない優位性があります。不安要素としては、Googleのことなので突然のサービス終了を切られてしまうか、ぐらいでしょうか。


さて今回は、テンプレートで用意された背景画像を、自分で用意した画像に差し替えて、さらにスクロールしても画像が固定されたまま、というカスタム方法を紹介します。

DTMとはなんの関連もありませんのであしからず。


背景画像を用意する

画像ファイルがBlogger上に存在しなければならないので、まず背景画像用のページを作成します。「+新しいページ」から画像だけを貼り付けたページを作成しましょう。公開不要なので「下書き」のままで構いません。

その際、貼った画像をChromeなら右クリックして「画像アドレスをコピー」で、Blogger上の画像のURLを取得しておきます。メモ帳かなにかに貼り付けておくと良いでしょう。


HTML/CSSをカスタマイズする

「テーマ」から「カスタマイズ」ボタンの▼を押し、プルダウンから「HTMLを編集」を選びます。するとテンプレートのHTMLエディタが表示されるので、WindowsならCtrl+Fで「/* Content」を検索しましょう。

おそらく180行前後に、

body {
font: $(body.font);
color: $(body.text.color);
background: $(body.background);
}

このようなCSS指定があるので、下記のようにカスタムします。

body {
font: $(body.font);
color: $(body.text.color);
/* background: $(body.background); */
background: url("予め取得しておいた画像URL") center center / cover no-repeat fixed;
}

/* ~ */はコメントアウトしただけなので、上書きしても構いません。


これで完了です!


スマートフォン用の表示を調整する

これはスマートフォン表示をカスタムしたテンプレートを選択している場合に必要な作業です。

カスタム表示は、先程のHTMLエディタに入ったときの「HTML編集」の次にある「モバイルの設定」から選択できます。

「モバイルのテーマを選択」の右側のプルダウンから「カスタム」を選ぶと、PC表示用のカスタムテンプレートと同じ背景画像を表示できますが、スマートフォン用にCSSの指定を追加しなければなりません。

というのも同じ画像を表示するのに、横幅がスマートフォン端末の画面に収まってしまって、結果的に中央にだけ小さく表示される、という状態になるからです。

それを解消するには、2箇所のカスタムが必要です。


まずHTMLエディタを開いてすぐ4行目に<head>タグがありますが、次の行に、

<meta content='width=device-width,initial-scale=1' name='viewport'/>

を書き加えます。これの詳細は他のサイトを参照してください。一種のおまじないです。

次に「html body.mobile {」を検索すると、おそらく520行目ぐらいに

html body.mobile {
height: auto;
}
html body.mobile {
min-height: 480px;
}

このようなCSS指定が見つかると思います。これを、

html body.mobile {
height: auto;
}
html body.mobile {
min-height: 480px;
background-size: auto;
background-color: rgba(255, 255, 255, 0.8);
background-blend-mode: lighten;

}

このように書き加えます。

background-color:とbackground-blend-mode:は、言わば色調補正のようなもので、この指定では背景画像に白を80%を重ねる(=薄くする)という表示を指定しています。薄くすることで黒のテキストを読みやすくするのが狙いです。

例えば「0, 0, 0, 0.5」だと、黒を50%重ねます。つまり左から「R, G, B, T(透過性)」です。


これで完了です!


以上、Bloggerで好みの背景画像を固定する方法でした。

2021年9月6日月曜日

(ミクさんに手伝ってもらって)作詞をしよう!

インストゥルメンタルじゃない曲には、歌詞があります。(当たり前)


作曲はできるけど歌詞を書くのが苦手…歌詞は書けるけど音痴で歌うのが下手…つまり私のことなんですが、そんな私がどうやって作詞をしているのかを書いていきます。

前提として、メロディ(曲)はできているという想定です。


まず「テーマ」を思いつく

これまで24曲のボカロ楽曲を書いてきて、振り返って思うのは、1曲1曲それぞれにテーマというものがありました。これ大事です。

テーマと言ってもそんなに大げさなものではなくて、例えば、

  • 誰かに贈りたい
  • 恋愛
  • 落ち込んでる人を励ましたい
  • ○○っぽい曲にしたい
  • 元気になりたい
  • 寂しさをわかってほしい

などなど、「こういう感じにしたい」というのが無ければ、歌詞を書こうと思ってもなかなか言葉(詞)が出てきません。

逆に、AメロでもBメロでもサビでも、どこかでテーマに沿った言葉や文章がハマり出すと、勢いで一気に書けてしまいます。

もちろんながら、作詞をする場においても理論はあると思うのですが、私の場合は基本どんな方面でもゼロからの出発なので、それを踏まえて参考になさって頂ければと思います。


テーマが決まったら?

そのテーマになぞった言葉や単語を思い浮かべたら、そのまま初音ミクNTに打ち込んで、仮歌を唄ってもらいます!!

実は、ボカロP楽曲を書き始めた頃は、メロディラインの音数と言葉の発音数を合わせながら、どちらかというと頭の中で音程を合わせたりして書いていました。

今は、先に書いたように、ミクさんに唄ってもらいながら作詞を手伝ってもらっています。この工程では、あくまで作詞なので、調声は二の次です。


ミクさんにお手伝いしてもらうメリット

音数や音程にギャップが無いかを、実際に聴きながら歌詞を足したり引いたり、またはメロディの音数(ノート)を増やしたり減らしたり、長くしたり短くするというメロディの修正も兼ねることができます。

これは音痴の私にとってはものすごく助かります。

日本語で歌詞を書くときは、単語本来の発音が低いときにメロディでは高い音程で、不自然な日本語になることが多々あるので、それを実際に歌声として聴きながら作詞ができるというのは、とても大きなメリットです。

そうして1番の歌詞を書き上げたら…2番に入ります。


2番の歌詞は、1番の逆の立ち位置か韻を踏むことが多い

わかりやすい例だと、恋愛をテーマにした歌詞だとそのものですね。1番は女子の視点から、2番は男子の視点から書く、または同一人物であっても心理状態を表してみて、1番は消極的で2番は積極的に書くなど、いずれにおいても「逆の立ち位置」です。

韻を踏むとは、べつにラップやヒップホップに走るという訳ではなくて、文頭もしくは文末を同じにするという意味です。文中の言葉を変えてみるということですね。歌詞が一筋になるので、まとまり感が出ます。こちらの方が楽と思いきや、音数を合わせながら別の言葉を探さないとならないので、労力はさほど変わりません。

もちろんまったく別筋の内容でも、主軸となるテーマから外れなければ問題ありません。

そうして2番の歌詞を書き上げたら…サビのリフレインを考えます。


サビのリフレインは?

アレンジ(編曲)の多くは、2番のサビもしくはCメロの後に、この記事のように1番と2番のサビを(大抵は)リフレインします。

まったく内容を変えずにそのままリピートするか、言わば3番目のサビとして多少のアレンジを加えるかは、その曲によって違うことになるでしょう。


最終チェックもミクさんに手伝ってもらおう!

このようにして1曲分の歌詞を書き終えたら、日本語の発声・発音としておかしな点はないか、聴いていて引っかかるところはないかを、ミクさんに唄ってもらってチェックします。


まとめ

私は音感がないどころか音痴なので、実際に唄うのはもちろん、楽器音に合わせて歌詞を当てはめるというのが苦手だったのです。

それを助けてくれたのが歌声合成ソフトの存在でした。

ボカロPじゃなくても、仮歌のボーカルとしてボーカロイドを起用してみるのもアリなのではないか?と思います。