2021年7月31日土曜日

音源やエフェクトを選ぶときに便利なポータルサイト

前の記事でも挙げた、

サンプルパック・ソフト音源・効果音・BGMの、世界最大級のサウンド配信ストア
SONICWIRE

ここで一通りDTM環境の構築で欲しいものが揃います。こちらもクリプトン・フューチャー・メディアが運営しているサイトです。

各メーカーのDAWやサードパーティ製の音源などのディストリビューターで、商品一つ一つに説明が載っていて、DTM初心者にとっても分かりやすいです。


例えばランキングやピックアップ、カテゴリ別などで記事が分類されており、「こういう曲を書きたいんだけど、何を入れればよいのかわからない」ときに参考になります。

最近では「音圧を上げるには」と調べていて、マキシマイザーというプラグインが効果的でwaves製が評判が良いとぐぐったまではよかったものの、実は同社の商品だけでL1、L2、L3、L3-16と4種類もあります。

何が違うの…と商品ページを開くと、どういう特徴があるのかの解説があって、私の場合は、主にマスターに差したいのと、16バンドまでは要らないけど5バンドを調整できるという点と、用途別のバンドル(例えばボーカルトラックの1バンドだけに差して強調させたい、など)も含まれているという理由で、L3 MULTIMAXIMIZERを選びました。


ちなみに大抵のDAWにはマキシマイザーが付属しています。私が使っているStudio OneだとLimiterがそれに相当しますが、もちろん音圧を上げる効果はあります。が、付属のものとサードパーティ製のものを比べると、効果の差をはっきり感じます。

クリッピング(0dbを超える、簡単に言うと「音割れ」する)しないレベルでただ音量を上げてるのか、全体のバランスを整えながら最大限に音圧を上げてるのか、という違いでしょうか。


もちろんDAW付属のものでも、スレッショルドなどの数値を調整してあげればそれに越したことはないんですが、DTM初心者にとってはハードルが高いのです。

むしろDTM初心者だからこそ、サードパーティ製のプラグインを入れて、プリセットを選ぶだけで簡単に効果を得られる環境をささっと揃えたほうがよい気がします。

そこで「どれを入れればわからない」ときに、SONICWIREの商品説明はとても助かってます。


余談ですが、まだまだ開発途中の初音ミクNTで、不具合や要望を問い合わせフォームから逐一提出してるんですが、その都度、テンプレートではない丁寧な返信が届くので、サポート面でも信頼が置けます。対応も早いです。


これからDTMを始めたい!という方は、DAW付属のプラグインや音源をさわってみて、だいたいの効果がわかってきたら、その効果をより簡単に高く得られるサードパーティ製のものを揃えていくのをオススメします。

2021年7月30日金曜日

Kontakt PlayerとSpitfire Solo Violin

Kontakt というのは、ざっくり言うと64ch同時出力可能なマルチチャンネルサンプラーで、つまり3rdパーティ製のKontakt対応インスト音源をパッケージ化して、DAWに出力するプラグインみたいなものです(多分これで正しい)

音源にKontakt対応と書かれてあれば、たいていは「Kontakt 6」のライブラリであることを指します。標準ライブラリもバンドルされているとはいえ、定価で$399です。

しかし、 KOMPLETE START という無償で配布されているバンドルもあり、その中にKontakt Playerという下位互換のサンプラーでも使える音源で、ベタぼれしている音源があるので紹介します。


Spitfire Audio SPITFIRE SOLO VIOLIN (SONICWIRE)


これ!バヨリン音源で定価$99です!!約1万強ですばらしいバイオリニストが手に入ります。

もともとバヨリン(=バイオリン)の音色は好きで、 Ayasa さんのライヴ演奏を聴いてからますます度合いが増えたんですが、DAW付属やフリーのストリングス音源は大体しょぼかったりします。

ベタぼれしてる点はいくつかありますが、まずバヨリンといえば「耳をすませば」なので(そうなのか)習作で書いたものを聴いてみてください。


MIDIを見てお気づきかと思いますが、まったくのベタ打ちです。キースイッチもありません。それを、ノートの長短でスタッカート・レガートなどを自動で判断して演奏してくれるという画期的なチート音源なのです。テクノロジーしゅごい。

続いて、初音ミクさんにもそれっぽく歌ってもらったのがこちらです。ニコニコ動画です。




他にKontaktで入れたいのは、CHRIS HEIN CHROMATIC HARMONICA というハーモニカ音源ぐらいですが、VSTでもSONiVOX Harmonica($19だけど試してない)もありますし、KontaktはPlayerでSPITFIRE SOLO VIOLINを専ら使っていくでしょう。

ちなみに実のところハーモニカ音源ってあまり見かけません。フリーのVSTでDSK Harmonica がそれなりにブルースハープのように鳴らせるので、これで十分かなと感じてます。(ただし32bitなので jBridge で64bit化する必要あり)


現在のトレンドですが、バンドサウンドにストリングスを入れとくとリッチなサウンドになるので、バヨリン音源はSPITFIRE SOLO VIOLINを入れてみるとよいと思います。

そして、これを入れておくと実はKontakt 6がクロスグレード版で$249でアップグレードできるのです!!しませんけど。

2021年7月29日木曜日

音楽配信サービス経由で世界デビューしよう

Webにデジタルミュージック配信のポータルサイトがあるおかげで、大げさに言えば誰でも世界デビューすることができます。

そこで、私がどのように自分の楽曲を主要な音楽配信サービスで配信しているかを書いていきます。


音楽配信はapple musicやSpotifyなど様々なサービスがありますが、私が利用しているのは router.fm という配信登録代行サービスです。ここは、初音ミクらを生んだ  クリプトン・フューチャー・メディア が運営してます。

本来であれば、自主制作CDなど頒布する場合は、PCL(ピアプロ・キャラクター・ライセンス)の取得が必要ですが、運営元がクリプトンなので特別な手続きなく、クリプトンキャラクターの楽曲を配信できることが一番のメリットだと思います。

というのは、「初音ミク」の楽曲であれば、アーティストもボーカロイドとして絶大なインフルエンサーである「初音ミク」に分類されるからです。このブランディングはかなり強味でしょう。


なお、6月からYouTube(Musicじゃない)での収益化が可能となりましたが、そもそもYouTubeの収益化はハードルが非常に高いため、音楽配信サービスを通した方が入金フローは早いでしょう。


配信登録に必要なのは、レーベル名を考えておくのと、楽曲のwavとアートカバーのjpgだけです。また24bit以上のwavであれば、ハイレゾ音源としても登録ができます。


ざっくりな登録から入金までのフロー)

1. wavとjpgとアップロードして、楽曲の情報(曲名など)を入力する

2. 登録後、約2週間で指定した音楽配信サービスで配信開始(日付変更と同時のようです)

3. 四半期ごとに売上を集計

4. 四半期の翌月末に売上レポートが開示される

5. 売上レポートが開示された翌月末に指定口座へ入金される

こんなとこです。


例えば、4~6月の売上は7末に集計され、8末に入金、というフローです。


登録区分は3種類あり、1曲のみ(10分まで)、2~5曲(30分まで)、6曲以上で、それぞれ登録代行料が異なります。売上の取り分は80%で、かなりの高レートだと思います。

売上とは、音楽配信サービスによって様々で、サブスク再生や買い切り(購入)があります。私の場合、割合を見るとサブスク再生の方が多いです。とはいえ、SpotifyやYouTube Musicなどは無料フル尺で広告ありで聴けるので、それもサブスク再生に入ります(多分)


router.fm の欠点としては、リアルタイムで統計を見れない点でしょうか。


登録代行料は初回にかかりますが、その後に永続費用などはかかりません。なので、代行料はおそらく最初の売上ですぐに回収できるのと、音楽配信サービスが存在する限り、永続的に収入が上がってきます。(もちろんリスナーの再生が必要ですが)


「私が書いたボカロ楽曲なんて配信していいのかな?」と迷っているそこのアナタ!勇気なんて要りません。ボカロが好きだからこそ、世界中に好きだという思いを届けましょう。オマケに収入も得られてさらによい楽曲作りに進めます。


ミュージシャンが世界で音楽を売るサービス「ROUTER.FM」


ちなみに現在ボカロ楽曲だけで生計を立てられるほど売上は上がってないので、サブスク再生や購入よろしくお願いします…!