2021年7月29日木曜日

音楽配信サービス経由で世界デビューしよう

Webにデジタルミュージック配信のポータルサイトがあるおかげで、大げさに言えば誰でも世界デビューすることができます。

そこで、私がどのように自分の楽曲を主要な音楽配信サービスで配信しているかを書いていきます。


音楽配信はapple musicやSpotifyなど様々なサービスがありますが、私が利用しているのは router.fm という配信登録代行サービスです。ここは、初音ミクらを生んだ  クリプトン・フューチャー・メディア が運営してます。

本来であれば、自主制作CDなど頒布する場合は、PCL(ピアプロ・キャラクター・ライセンス)の取得が必要ですが、運営元がクリプトンなので特別な手続きなく、クリプトンキャラクターの楽曲を配信できることが一番のメリットだと思います。

というのは、「初音ミク」の楽曲であれば、アーティストもボーカロイドとして絶大なインフルエンサーである「初音ミク」に分類されるからです。このブランディングはかなり強味でしょう。


なお、6月からYouTube(Musicじゃない)での収益化が可能となりましたが、そもそもYouTubeの収益化はハードルが非常に高いため、音楽配信サービスを通した方が入金フローは早いでしょう。


配信登録に必要なのは、レーベル名を考えておくのと、楽曲のwavとアートカバーのjpgだけです。また24bit以上のwavであれば、ハイレゾ音源としても登録ができます。


ざっくりな登録から入金までのフロー)

1. wavとjpgとアップロードして、楽曲の情報(曲名など)を入力する

2. 登録後、約2週間で指定した音楽配信サービスで配信開始(日付変更と同時のようです)

3. 四半期ごとに売上を集計

4. 四半期の翌月末に売上レポートが開示される

5. 売上レポートが開示された翌月末に指定口座へ入金される

こんなとこです。


例えば、4~6月の売上は7末に集計され、8末に入金、というフローです。


登録区分は3種類あり、1曲のみ(10分まで)、2~5曲(30分まで)、6曲以上で、それぞれ登録代行料が異なります。売上の取り分は80%で、かなりの高レートだと思います。

売上とは、音楽配信サービスによって様々で、サブスク再生や買い切り(購入)があります。私の場合、割合を見るとサブスク再生の方が多いです。とはいえ、SpotifyやYouTube Musicなどは無料フル尺で広告ありで聴けるので、それもサブスク再生に入ります(多分)


router.fm の欠点としては、リアルタイムで統計を見れない点でしょうか。


登録代行料は初回にかかりますが、その後に永続費用などはかかりません。なので、代行料はおそらく最初の売上ですぐに回収できるのと、音楽配信サービスが存在する限り、永続的に収入が上がってきます。(もちろんリスナーの再生が必要ですが)


「私が書いたボカロ楽曲なんて配信していいのかな?」と迷っているそこのアナタ!勇気なんて要りません。ボカロが好きだからこそ、世界中に好きだという思いを届けましょう。オマケに収入も得られてさらによい楽曲作りに進めます。


ミュージシャンが世界で音楽を売るサービス「ROUTER.FM」


ちなみに現在ボカロ楽曲だけで生計を立てられるほど売上は上がってないので、サブスク再生や購入よろしくお願いします…!

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