2021年7月30日金曜日

Kontakt PlayerとSpitfire Solo Violin

Kontakt というのは、ざっくり言うと64ch同時出力可能なマルチチャンネルサンプラーで、つまり3rdパーティ製のKontakt対応インスト音源をパッケージ化して、DAWに出力するプラグインみたいなものです(多分これで正しい)

音源にKontakt対応と書かれてあれば、たいていは「Kontakt 6」のライブラリであることを指します。標準ライブラリもバンドルされているとはいえ、定価で$399です。

しかし、 KOMPLETE START という無償で配布されているバンドルもあり、その中にKontakt Playerという下位互換のサンプラーでも使える音源で、ベタぼれしている音源があるので紹介します。


Spitfire Audio SPITFIRE SOLO VIOLIN (SONICWIRE)


これ!バヨリン音源で定価$99です!!約1万強ですばらしいバイオリニストが手に入ります。

もともとバヨリン(=バイオリン)の音色は好きで、 Ayasa さんのライヴ演奏を聴いてからますます度合いが増えたんですが、DAW付属やフリーのストリングス音源は大体しょぼかったりします。

ベタぼれしてる点はいくつかありますが、まずバヨリンといえば「耳をすませば」なので(そうなのか)習作で書いたものを聴いてみてください。


MIDIを見てお気づきかと思いますが、まったくのベタ打ちです。キースイッチもありません。それを、ノートの長短でスタッカート・レガートなどを自動で判断して演奏してくれるという画期的なチート音源なのです。テクノロジーしゅごい。

続いて、初音ミクさんにもそれっぽく歌ってもらったのがこちらです。ニコニコ動画です。




他にKontaktで入れたいのは、CHRIS HEIN CHROMATIC HARMONICA というハーモニカ音源ぐらいですが、VSTでもSONiVOX Harmonica($19だけど試してない)もありますし、KontaktはPlayerでSPITFIRE SOLO VIOLINを専ら使っていくでしょう。

ちなみに実のところハーモニカ音源ってあまり見かけません。フリーのVSTでDSK Harmonica がそれなりにブルースハープのように鳴らせるので、これで十分かなと感じてます。(ただし32bitなので jBridge で64bit化する必要あり)


現在のトレンドですが、バンドサウンドにストリングスを入れとくとリッチなサウンドになるので、バヨリン音源はSPITFIRE SOLO VIOLINを入れてみるとよいと思います。

そして、これを入れておくと実はKontakt 6がクロスグレード版で$249でアップグレードできるのです!!しませんけど。

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