2021年10月21日木曜日

ちょっとわかりにくいMIDI Out & Inを使ってみよう!

TooktrackのEZ Keysはピアノ音源で、プリセットから選んで半自動的に演奏してくれるチートツールとも言える音源です。

音色も素晴らしく、ピアノ音源としてはこれ一択とも言えます。


作曲・編曲をサポート。カンタン操作の即戦力ピアノ音源!
EZ KEYS - GRAND PIANO 
※SONICWIREのページに飛びます


EZ Keys自身、音源としてグランドピアノ・アップライトピアノ・エレクトリックピアノと3種類の音源を使えますが、付属以外は別途ライブラリを購入しなければなりません。

そこで、演奏だけはEZ Keysに任せて、(ピアノに限らず)音源は別で鳴らしたい!!という方法を解説します。


設定しておくこと

まずEZ KeysでMIDI Outを許可しておきます。

Enable MIDI Out

UI右上に「Enable MIDI Out」という項目があるのでチェックを入れます。


次に、鳴らしたい音源のMIDI Inに、EZ Keysを指定します。今回はSynthMaster Playerを鳴らしてみます。


シンセはこいつにお任せ!プリセットベースの万能シンセ!
SYNTHMASTER - PLAYER

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黄色の枠で囲んだ「イン」に「EZkeys」を選択します。

次に黄色の丸で囲んだ「モニター」ボタンを有効(水色がつく)にします。

モニター有効が忘れやすいので注意!

設定は以上です。(かんたん!)


演奏例

では、演奏はEZ Keys、音源はSynthMaster Playerで実際に鳴らしてみましょう。

演奏例

SynthMaster PlayerのMIDIロールには何も打ち込んでないのに、自動演奏のように鍵盤が反応していることがわかります。

これは、EZ keysが演奏パターンをSynthMaster Playerの音源に出力(MIDI Out)し、それをSynthMaster PlayerがMIDI Inで受け取って指定の音源で鳴らしている、という状態です。


まとめ

EZ Keys以外にも、半自動演奏ツールの他にコードを分解してアルペジオ演奏してくれるプラグインなど様々ありますが、MIDI Out & Inの設定の仕方がわかると、手抜きができる演奏の幅が広がるので、ぜひ憶えておきましょう。

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