2021年8月4日水曜日

コード音がすぐ分かる便利アプリ「Chordman!!」

楽曲作りには「コード」がつきものです。基本は3つ以上の音を重ねるとコード(=和音)になります。

私でもC Majorぐらいなら「ド・ミ・ソ」と憶えてますし、メジャーコードは基本的に白鍵を1個飛ばす…までは憶えてますが、黒鍵が間に入ると、さてどうでしょう?

例に出したC Majorをなぞるなら、D Majorは「レ・ファ・ラ」じゃない?と思いきや「レ・ファ#・ラ」なんですよね。「レ・ファ・ラ」だとD Minorになります。

さらにmin7、Sus4、Major 7、Dim…になってくると、もうどの音が含まれてるのかわからなくなりませんか?私はわかりません。


ギターだとコードの押さえ方で憶えてたりしますが、例えばC Majorだと…

  ギターライフ「Cメジャーコード(C)の押さえ方」より引用

このように押さえますが、実はどの音が鳴ってるのか私よくわかってません。

ちなみに、これはローコードの押さえ方で、音は図の左から「ド・ミ・ソ(開放弦)・ド・ミ(開放弦)」が鳴ってます。


コードに含まれる音を知っておくべき理由は主に、

コードからメロディラインを書く

または

メロディラインからコード進行を決める

からです。

もちろん、コード内の音でメロディを書かなければならない、というルールはありませんが、同じ音域なのでメロディがオケに馴染みますし、このパートはこのコードだからこの音を使う、というように音階を限定するので、メロディラインを書きやすくなります。

コード外の音でメロディを書くと、いわゆる不協和音になってしまい、演出として意表を突くこともできますが、得てしてぎこちない聴こえ方になります。


以上の点からコード音を憶えておくのは楽曲づくりに必要不可欠ですが、コード自体が数多くあるため、とても全て(のコードの基準・ルール)は憶えきれません。


そんなときは、コードに含まれる音を調べたいときに便利なアプリがあるので使いましょう!(Windows版)

ボタンを押すだけでコードが鳴らせる
コードマン(chordman)
リンク先はVectorに飛びます

画像はVectorより引用

このようなコード早見表アプリは、スマートフォンでよく見かけますし、実際にスマートフォンのアプリから調べながらPCのDAWでMIDIを打っていく、ということをやっていましたが、このアプリのおかげでPC上ですぐに調べることができるようになりました。

正直、コード音を鳴らす機能は不要だと思いますが、なんと言ってもピアノ鍵盤に目的のコード音をわかりやすく表示してくれるのが助かります。MIDIの打ち込みは、基本的にMIDIロール(ピアノ鍵盤を縦にしたアレ)ですし。


先の記事で紹介したソフト音源には、例えばC Majorを指定したらそのコードで鳴ってくれるという便利な機能がついてますが、メロディラインやギターソロ、主旋律を書くときは、コード音をもとに手動(というのもおかしな話ですが)で書かなければなりません。

なんとなくコードを並べてなんとなくメロディを書く、から脱却して、コードに沿ったメロディ・メロディに沿ったコードを書くようになると、全体が馴染む曲づくりができると思います。

ぜひ活用してみてください。

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