他にMIDIギターなんてあったりします。このような機材を導入しないと、DTMを始められないでしょうか?と聞かれれば、「あってもなくてもどっちでも」できます。
このような機材は、あくまで入力インターフェースであって、DTMに必須ではありません。現に私はMIDIキーボードを持っていませんが、DTMで楽曲づくりをしています。それ以前の問題で私はキーボードを弾けません…。
MIDIインターフェース(キーボード)の用途とは
では、MIDIインターフェースは何のためにあるかと言うと…
- MIDIの打ち込みを鍵盤を弾いて入力する
- 演奏をリアルタイムに録音してwavトラックにする
- ツマミで感覚的にオートメーションカーブを描く
オーディオデバイス内蔵タイプとは
MIDIキーボードの中には、オーディオデバイスが内蔵されているものがあります。
オーディオデバイスとは、DAWが使用する音源(楽器などではなく、文字通り音源)のことです。ほとんどのDAWでは使用中にオーディオデバイスを占有するので、例えば作曲しながら映画を観るといった同時利用ができません。
私のDTM環境では、マザーボード内蔵のWindowsオーディオデバイスとは別に、DAW用にサウンドカードを差しているので同時利用は可能ですが、オーディオデバイスも2つ無ければならない、というものでもありません。1つで十分です。
DTMは自分に合った入力方法を選べばよし
「DTMにMIDIキーボードは必須?」というと、まったく必須ではないし、あってもなくてもDTMを始められます。
こうした機材から揃えようとすると、途端にハードルが上がってしまうし、導入費用も高くつきます。
自分のDTM環境を写真に撮る時に「ちょっとDTMerっぽい映え」ぐらいの効果はあるかなとは思いますが、よくあるDTM講座で「DTM初心者に必須なMIDIキーボード」という記事があったからと言って、無理に機材を揃える必要はまったくもってありません。
まず最低限必要なのは、DAWという大元のDTMソフトだけでよし、と思ってください。
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